アレチノギク(キク科)
春先にロゼットを見ていてアレチノギクのロゼットはどんなのだったかしらと思いました。 ちょうどロゼットっぽい葉つきのアレチノギクが生えていました。 葉柄の毛はオオアレチノギクより長いです。 Conyza sumatrensis (Retz.) E.Walker
View Articleツルナ(ハマミズナ科)
海岸の岩場でツルナの花が咲いていました。 多肉性の多年草です。 花には花弁はなく、萼は4~5裂し、内側が黄色で花弁のように見えます。 雄しべ9~16。雌しべ1。 茎や葉は肉質で細かい粒状の突起があります。 Tetragonia tetragonoides (Pall.) Kuntze tetragonia 四角の
View Articleレンゲツツジ(ツツジ科)
駐車場に朱色のきれいなツツジが咲いていました(兵庫県)。 絵合わせでレンゲツツジのようです。別名オニツツジ。 雄しべ5。花糸の下半部には開出する短毛が密生します。 雌しべは雄しべより長く、花柱の下半部に短毛が生え、 子房には長毛が密生します。 よく見ると裂開した果実もついていました。 Rhododendron molle (Blume) G.Don...
View Articleヒトリシズカ(センリョウ科)
林縁にヒトリシズカが生えていました(兵庫県) 葉につやがあります。 頂上に2対の葉が十字形に対生しますが、あいだが接近して 輪生のように見えます。 茎は紫色を帯びたものが多かったです。 実がついていました。 Chloranthus quadrifolius (A.Gray) H.Ohba et S.Akiyama
View Articleヒスイラン(パイナップル科)
私市植物園に行くとプヤ・アルペストリス(ヒスイラン)が咲いていますよと教えていただきました。 原産地南米チリ。南米アンデス山脈の3000m級の高地に育ちます。 高くのびた花序にはとげがついたような枝が分枝し、この枝に花が集まって咲きます。 花弁3、雄しべ6、雌しべ1。翡翠色の花弁にオレンジ色の約がきれいです。 Puya alpestris alpestris 亜高山帯の
View Articleミノボロモドキ(イネ科)
庭の土を入れたところにイネ科の植物がでてきました。 絵あわせで見るとミノボロモドキのようです。 ヨーロッパ原産。 円柱状の穂をつけます。 Rostraria cristata (L.) Tzvelev
View Articleアベマキ(ブナ科)
近所の公園でアベマキの実がついていました。 堅果。殻斗には線形の鱗片がらせん状にびっしりとつきます。 2年目の実。 よく見ると今年の実もついています。 Quercus variabilis Blume variabilis 変わりやすい
View Articleタイサンボク(モクレン科)
土手でタイサンボクの花が咲いていました。大きくてきれいです。 顔を近づけるととってもいい香りがします。北アメリカ原産。 花被片9個はすべて花弁状です。円錐状の花床に多数の雄しべ雌しべがらせん状につきます。 雌しべの下に落ち残った雄しべがみえます。 Magnolia grandiflora L.
View Articleヒメガマ(ガマ科)
交野市の池でヒメガマのな穂がでていました。 穂も細く、葉も細いです。雄花穂は細長くしゅっとしています。 上部の雄花穂と下部の雌花穂の間が離れて、軸が裸出しています。 Typha domingensis Pers.
View Articleナンキンハゼ(トウダイグサ科)
ナンキンハゼの花序がでていました。 花序の上部に多数の雄花、基部に0~数個の雌花がつきます。 花柱3。 ナンキンハゼは雄花と雌花のどちらかが先に咲き、もう片方が後から咲きます(雌雄異熟)。 咲く順序が、雄花から先に咲く雄性先熟型と雌花から先に咲く雌性先熟型とがあります。 Triadica sebifera (L.) Small
View Articleアラゲハンゴンソウ(キク科)
3月1日に土手でロゼットがでていました(交野市)。 葉には粗い毛があります。 何かわからなかったので、また土手に行ってみるとお花が咲いていました。 絵合わせでアラゲハンゴンソウ。 北アメリカからカナダ原産。 萼にも剛毛がでます。 Rudbeckia hirta L. var. pulcherrima Farw.
View Articleアコウ(クワ科)
植物園でアコウに果嚢がついていました。 雌雄同株。 果嚢は直径約1cmの球形です。 はじめは白っぽく成熟すると淡紅色になります。 Ficus superba (Miq.) Miq. var. japonica Miq.
View Articleサクラバハンノキ(カバノキ科)
湿地でサクラバハンノキがでていました(滋賀県)。 葉の基部は円形~心形。側脈は9~12対。 表面は光沢があります。 Alnus trabeculosa Hand.-Mazz.
View Articleミヤマウメモドキ(モチノキ科)
湿地でミヤマウメモドキに実がついていました(滋賀県)。雌雄別株。 10月に赤色に熟します。 別名ホソバウメモドキ。 Ilex nipponica Makino
View Articleイソノキ(クロウメモドキ科)
湿地でイソノキに赤い実がついていました(滋賀県)。 核果。赤色から紫黒色に熟します。 Frangula crenata (Siebold et Zucc.) Miq.
View Articleキオン(キク科)
キオンが咲いていました(伊吹山)。 多数の頭花を散房状につけます。 舌状花5。 Senecio nemorensis L. nemorensis 森に生じる
View Articleイブキフウロ(フウロソウ科)
イブキフウロが咲いていました(伊吹山)。 花弁の先が切れ込みます。 がく片に開出毛があります。 Geranium yesoense Franch. et Savat. var. lobatodentatum Takeda
View Articleオウレンシダ(コバノイシカグマ科)
伊吹山でオウレンシダがでていました。 オウレンは羽片の形がオウレンの葉に似ていることによります。 ソーラスは葉縁にでき、包膜はコップ形です。 Dennstaedtia wilfordii (T.Moore) Christ
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