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ノアズキ(マメ科)

団地の公園の土手でノアズキが咲いていました。別名ヒメクズ。旗弁をバックにして、舟弁も翼弁も左側に片寄ってつき、左右の形の違う花となっています。     葉の表はビロード状の手触りで気持ちが良いです。下面は赤褐色の腺点があります。写真ではわかりませんが。 Dunbaria villosa (Thunb.) MakinoDunbaria ノアズキ属。インドの土名dunbarに由来。villosa軟毛のある  

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ケアクシバ(ツツジ科)

林縁でケアクシバがでていました。若い枝は緑色でやや平たい円柱状です。若い枝や花柄に腺毛があります。よく見ると赤い実がついていました。     Vaccinium japonicum Miq. var. ciliare Matsum. ex Komatsu

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ノササゲ(マメ科)

林縁でノササゲの黄色い花が咲いていました。ガクは切形です。      Dumasia truncata Siebold et Zucc.

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ナガエコミカンソウ(トウダイグサ科)

近所で道端にブラジルコミカンソウが生えていました。別名ブラジルコミカンソウ。インド洋諸島原産。全体無毛。葉は広卵形です。     果実は上部に微毛があり、果柄が長いです。 Phyllanthus tenellus Roxb.

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イワヒメワラビ(コバノイシカグマ科)

河川敷でイワヒメワラビの群落がありました。シダの和名辞典によるとイワは岩場近くに生育することの連想による、(参考)実際はスギの林床にも生育繁茂している、とでていました。人家近くでも見れます。全体に白毛があります。包膜はありません。     展開途中の個体もありました。色の違いで展開の様子がわかります。最下羽片から中心から順に生長していきます。 Hypolepis punctata (Thunb.)...

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ヤブツルアズキ(マメ科)

河川敷でヤブツルアズキに細長い実が垂れ下がっていました。     葉は3小葉からなります。小葉は3裂するのもあります。 Vigna angularis (Willd.) Ohwi et H.Ohashi var. nipponensis (Ohwi) Ohwi et H.Ohashi

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トラノオシダ(チャセンシダ科)

植え込みに立派なトラノオシダがでていました。トラノオは葉身の形が虎の尾に似ていることによります。葉はやや二形、胞子葉は高く伸びます。    ソーラスは長楕円形中肋よりにつきます。 Asplenium incisum Thunb.

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ヤワラシダ(ヒメシダ科)

林縁でヤワラシダが生えていました。ヤワラは葉質が柔らかいことによります。葉面には、毛が密生します。下部の羽片の基部は狭くなります。 葉脈は単状、または二つに分かれて縁には達しません。ソーラスは中間性、包膜は円腎形。 Thelypteris laxa (Franch. et Sav.) Ching

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ヤマナラシの仲間

河川敷でヤマナラシの仲間がたくさんでています。葉表の基部に腺があります。セイヨウハコヤナギかと思いましたが、神奈川県植物目録によるとセイヨウハコヤナギは腺がでないということです。ヤマナラシ?かと思いましたが、ヤマナラシを見に行くとヤマナラシでもなさそうです。ウーム!なんなんでしょう?      葉裏ははじめ軟毛が密生します。葉柄は丸いです。...

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ヤマナラシ(ヤナギ科)

園地にヤマナラシを見に行きました。別名ハコヤナギ。葉の縁には波状の鋸歯があり表面の基部に腺があります。     葉裏ははじめ軟毛が密生します。葉柄は軟毛があり、左右から押しつぶした形で扁平です。芽鱗は褐色で縁を除いて白い毛があります。     Populus tremula L. var. sieboldii (Miq.) Kudô

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コバノショウジョウソウ(トウダイグサ科)

2020年7月18日にショウジョウソウモドキとしてアップしましたが、コバノショウジョウソウですと教えていただきました。北アメリカ原産。葉は対生し鋸歯があります。   茎の上部に葉が集まって苞状となり、中心部に杯状花序をつけます。果実は三角形、成熟すると下垂します。苞葉は部分的に白色~赤紫色に染まることが多いです。種枕があります。     Euphorbia dentata Michx.

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イタリアポプラ(ヤナギ科)

公園でイタリアポプラが生長しています。東部ヨーロッパから北西アジア、北アフリカ原産。別名イタリアヤマナラシ、セイヨウハコヤナギ。全体は狭い円柱形。樹皮は縦に裂けます。         葉身は三角状卵形です。基部に腺はありません。葉柄は左右から扁平です。     Populus nigra L. var. italica (Duroi) Koehne

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ギンドロ(ヤナギ科)

河川敷でギンドロがたくさん植えられています。ヨーロッパから中央アジアに分布します。別名ウラジロハコヤナギ。葉は掌状に3~5裂し、葉裏は銀白色の綿毛におおわれています。葉柄は白く丸いです。    Populus alba L.

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ウラジロノキ(バラ科)

植物園で赤い実がたくさん落ちていました。近くには裏の白い葉っぱもたくさん落ちていました。ウラジロノキです。ナシ状果。楕円形、赤く熟し、白い皮目が目立ちます。果肉には石細胞が多いです。     樹皮 Aria japonica Decne.

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ゴキヅル(ウリ科)

公園で池のそばでゴキヅルがツルを伸ばして広がっていました。雌雄同株。がくも花冠も深く5裂、裂片はほぼ同じ形で、交互に並びます。雌花には、花冠の下に多くのこぶをもつ半円球の子房があります。     果実にはふたがあり(蓋果)中には2個の種子が入っています。     Actinostemma tenerum Griff.     

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ムクロジ(ムクロジ科)

植物園で落ち葉の中にムクロジの実がありました。果皮は袋状で半透明な飴色、基部に成熟しなかった心皮が残っています。核は黒くて固いです。以前は羽根つきの羽根に使われたようです。     葉も落ちていました。偶数羽状複葉。近くにムクロジの大木がありました。    Sapindus mukorossi Gaertn.

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ツタ(ブドウ科)

近所でツタが紅葉していました。別名ナツヅタ。花のつく短枝の葉は大きく、葉柄は長いです。花のつかない長枝の葉は小さく、葉柄は短いです。     ツタの葉の鋸歯の先端は小突起になります。巻きひげの先端は吸盤になります。この吸盤が可愛いです。吸盤も紅葉してます。     Parthenocissus tricuspidata (Siebold et Zucc.) Planch.

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シノブ(シノブ科)

庭のシノブがきれいに黄葉していましたが、気が付いたら茶色になっていました。シノブの意味は「牧野新日本植物図鑑」ではこの植物は土がなくても育ち、耐え忍ぶからシノブの和名をもつということです。     ソーラスは裂片に一個付き、コップ形の包膜に包まれます。 Davallia mariesii T.Moore ex Baker

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カザンデマリ(バラ科)

近所でカザンデマリの実がたくさんついていました。別名ヒマラヤピラカンサ、インドトキワサンザシ。「昭和初年に中国の崋山から入ったとのことでこの名があるが広く栽培されなかった。戦後また欧米から輸入された。別に日本マナスル登山隊の持ち帰った種子からも栽培されている。」(原色日本植物図鑑)...

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ニシキギ(ニシキギ科)

庭のニシキギにたくさん実がつきました。赤い実が和の雰囲気できれいです。裂開した果実。橙赤色の仮種皮に包まれた種子がぶら下がります。     種子    Euonymus alatus (Thunb.) Siebold f. alatus

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