アキノギンリョウソウ(ツツジ科)
山道沿いにアキノギンリョウソウがでていました。別名ギンリョウソウモドキ。腐生植物。萼片花弁とも3~5個。花弁のふちにはギザギザがあります。 Monotropa uniflora L.
View Articleアブラガヤ(カヤツリグサ科)
園地の小湿地でアブラガヤがでていました。花序は茎の頂上にも横枝にもつきます。多くの褐色の小穂からなります。 小穂は2~3個集まってつきます。 Scirpus wichurae Boeck. f. concolor (Maxim.) Ohwi
View Articleオトギリソウ(オトギリソウ科)
林縁の湿ったところでオトギリソウが咲いていました。花弁5、萼片5。黒点と黒線があります。雄しべ多数。雌しべ1、3花柱。 葉は対生して茎を抱き黒点があります。 Hypericum erectum Thunb.
View Articleオオバノハチジョウシダ(イノモトソウ科)
林道で鹿が食べないのかオオバノハチジョウシダがザクザクでていました。大型のシダで目立ちます。オオバはハチジョウシダに比べて葉が大きいことによります。 ソーラスは葉縁につきます。 下の方の葉にはソーラスがついていませんでした。裂辺の先には鋸歯があります。 Pteris terminalis Wall. ex J.Agardh var. terminalis
View Articleオニヒカゲワラビ(メシダ科)
林道でオニヒカゲワラビもたくさんでていました。オニはヒカゲワラビに比べて大きく豪壮であることによります。葉は大型,三回羽状。 ソーラスは線形、小羽辺の中肋よりにつきます。 Diplazium nipponicum Tagawa
View Articleオサシダ(シシガシラ科)
滝の上の山道沿いの岩上にオサシダがでていました。シシガシラの小型のようなシダですが栄養葉の羽辺の中肋表面に溝がありません。オサは機織りに使う筬で葉身の姿がそれに似ていることによります。 葉は二形。胞子葉は垂れ下がります。シシガシラの胞子葉は立ち上がります。胞子葉の羽辺は幅が狭いです。ソーラスは線形、中肋に沿って伸びます。 Struthiopteris amabilis...
View Articleツリフネソウ(ツリフネソウ科)
林道でツリフネソウの花が咲いていました。 花はがく片3、花弁3。上のがく片はちょび髭風です。下の萼片は特に大きく袋になりそのしっぽは距となり、くるりと巻いています。 Impatiens textorii Miq.Impatiensホウセンカ属。im(不)+patiens(忍耐)
View Articleミツマタ(ジンチョウゲ科)
林道沿いに同じ木がたくさんでていました。何かしらと思っているとミツマタと教えてもらいました。あら!こんな葉っぱだったのね。本年枝は三つ又になってでます。 枝先に花芽がついていました。 Edgeworthia chrysantha Lindl. Edgeworthia ミツマタ属。イギリスのM.P.Edgeworthへの献名。chrys- 黄色の
View Articleツルリンドウ(リンドウ科)
園地でツルリンドウが咲いていました。 花冠の上端は5裂、裂片の間には小さな副裂片があります。雌しべ1、雄しべ5。 Tripterospermum japonicum (Siebold et Zucc.) Maxim.
View Articleカエデドコロ(ヤマノイモ科)
園地でカエデドコロの葉がでていました。葉は手のひら状に5~7裂します。 葉柄基部に小さな棘が1対あります。花は雌雄異株。以前見た雄花。花はみかん色で目立ちます。雄しべ6。 Dioscorea quinquelobata Thunb. Dioscorea ギリシアのP.Dioscorides(A.D.1世紀)への献名。quinque- 5lobata 浅裂した...
View Articleヤブツルアズキ(マメ科)
河川敷でヤブツルアズキの花が咲いていました。花は正面から見ると左右不同で、舟弁やよく弁が左側に片寄ります。 切れ込んだ形の葉もありました。 Vigna angularis (Willd.) Ohwi et H.Ohashi var. nipponensis (Ohwi) Ohwi et H.Ohashi
View Articleオオホソバシケシダ(メシダ科)
園地でオオホソバシケシダがたくさんでていました。オオは葉がホソバシケシダに比べて大きいことによります。ホソバシケシダとシケシダの雑種です。葉は二形になります。栄養葉。 胞子葉は立ち上がります。 Deparia conilii (Franch. et Sav.) M.Kato x D. japonica (Thunb.) M.Kato
View Articleクソニンジン(キク科)
河川敷でクソニンジンがたくさん生えていました。アジア大陸原産。葉をもむと強い香がします。 Artemisia annua L. Artemisia ヨモギ属。ギリシア神話の女神Artemis(Diana)に由来annua 一年生の
View Articleクコ(ナス科)
河川敷でクコの花が咲いていました。花冠は漏斗状で、上部は5裂します。ガクは鐘形で、上部は5裂します。花は雄しべ5。 Lycium chinense Mill.
View Articleヤブマメ(マメ科)
園地でヤブマメの花が咲いていました。花は蝶形花、旗弁は紫色、翼弁舟弁は白色です。葉は3小葉からなり両面とも伏毛があります。 Amphicarpaea bracteata (L.) Fernald subsp. edgeworthii (Benth.) H.Ohashi var. japonica (Oliv.) H.Ohashi Amphicarpaea ヤブマメ属。amphi-...
View Articleシモバシラ(シソ科)
やっと植物園が開園しました。久しぶりに行くとちょうどシモバシラが咲いていました。ワーイ!ラッキー!花は唇形で、上唇は浅く2裂、下唇は3裂します。雄しべ4、雌しべ1。ともに花冠からとび出します。 Keiskea japonica Miq.
View Articleコメナモミ(キク科)
林道でコメナモミの花が咲いていました。頭花には総包片5、花床にはりん片があり、りん片も総包片も粘液腺がありべたつきます。小花は黄色、花冠が3裂した舌状花が筒状花をかこみます。 葉は対生。 Sigesbeckia glabrescens (Makino) Makino...
View Articleアキチョウジ(シソ科)
谷道でアキチョウジのお花が咲いていました。和名は秋に丁字形の花をつけることに因ります。 花柄は1cm以下で細毛があります。がくの歯は先があまり細くなりません。 Isodon longitubus (Miq.) Kudô Isodon ヤマハッカ属。iso(同)+dons(歯)
View Articleキチジョウソウ(クサスギカズラ科)
谷道でキチジョウソウの花が咲いていました。花は穂状につきます。雄花と両性花があり、雄花は上方につきます。雄しべ6、雌しべ1。 Reineckea carnea (Andrews) Kunth
View Articleクロヤツシロラン(ラン科)
谷道でクロヤツシロランがありますと教えていただきました。果実のすき間から白っぽい種がたくさん見えています。 Gastrodia pubilabiata Y.Sawa
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