ガガイモ(ガガイモ科)
最近ガガイモの花を見てないなと思いながら歩いていると、田んぼのそばの空き地でガガイモの花が咲いていました。ワーイ!葉は対生で葉を切ると白い乳液がでます。 花冠は5裂し内面に長毛を密生します。雄しべ5本が雌しべと合生し、長いくちばしを持つ柱頭が花冠の上に伸び出しています。ずい柱(雄しべ、雌しべがくっつき合ったもの)はこの科の特徴です。 Metaplexis japonica (Thunb.)...
View Articleキジョラン(ガガイモ科)
谷道でキジョランのつぼみがついていました。よく見ると開いているのもありました。花は黄白色、花冠は5裂,花筒の内面に毛が生えています。 幼苗も出ていました。葉は対生。葉の上面は無毛。 Marsdenia tomentosa C.Morren et Decne.
View Articleイヌトウバナ(シソ科)
谷道でイヌトウバナの花が咲いていました。葉の下面に明らかな腺点があります。 花冠は白色~淡紫色。がくに開出する長毛があります。 Clinopodium micranthum (Regel) H.Hara var. micranthum
View Articleキンゴジカ(アオイ科)
近所の公園でキンゴジカが咲いていました。東南アジア原産。 花柄が細長く4cmくらいあります。花弁5。花の直径1cm。よく見ると花柄が1.5cmくらいのもありました。 Sida rhombifolia L. subsp. rhombifolia
View Articleアカザカズラ(ツルムラサキ科)
山の林道の側でアカザカズラの花が咲いていました。。南アメリカ原産。葉は有柄、卵形で基部は心臓形です。肉質の葉が特徴的です。食べると粘りがあり身体によさそうです。 花序は細い総状、花冠は5深裂、雄しべ5、雌しべ1。いい香がします。 Anredera cordifolia (Ten.) Steenis
View Articleズミ(バラ科)
高原の日当たりのいい林縁でズミの実がついていました(兵庫県)。別名コリンゴ。果実は頂部にガクが残ります。果実が黄色に熟すものがありキミズミといいます。 長枝の葉は3~5裂に切れ込むことが多いです。 Malus toringo (Siebold) Siebold ex de Vriese
View Articleカナクギノキ(クロモジ科)
丘陵地でカナクギノキに実がついていました。果実赤色に熟します。液果。果柄の先端はこん棒状に太くなります。 Lindera erythrocarpa Makino
View Articleアオバナフジバカマ(キク科)
近所の公園でアオバナフジバカマが咲いていました。花を見てずっとカッコウアザミと思っていました。北米原産。 葉は対生で、上の葉は三角形をして規則的な鋸歯があります。 Conoclinum coelestinum(L.)DC.
View Articleトキワシノブ(シノブ科)
住宅の石垣で立派なトキワシノブがでていました。シノブ(忍)の意味はこの植物は土がなくても育ち、堪え忍ぶからシノブの和名を持ちます。ソーラスはポケット状です。 根茎は白い鱗片でおおわれます。 Davallia tyermannii (T.Moore) Baker
View Articleムラサキウマゴヤシ(マメ科)
公園でムラサキウマゴヤシの花が咲いていますと教えていただきました。まだ見たことがありません。ワクワク!地中海から小アジアにかけての原産です。まっすぐ立ち上がっています。古代から良い牧草として知られ漢名は苜蓿(モクシュク)牧草学ではアルファルファまたはルーサン。 葉柄基部に線形の托葉があります。鋸歯のでているのもでていないのもありました。 Medicago sativa L.
View Articleノアサガオ(ヒルガオ科)
川の土手にクズの葉にからまってノアサガオの花が咲いていました。東南アジア~オーストラリアに広く分布。オーシャンブルーほど花が大きくなく直径6cmくらいです。色もオーシャンブルーほど鮮やかでないのでノアサガオかしらと思いました。 Ipomoea indica (Burm.) Merr.
View Articleギンバイカ(フトモモ科)
近所でギンバイカの実がついていました。別名ギンコウバイ。地中海沿岸から南西ヨーロッパ原産の常緑低木。ギリシアやローマ時代から栽培されています。葉は強い香があります。 果実は黒紫色に熟します。美味しそうです。食べれるらしいです。 Myrtus communis L.
View Articleオーシャンブルー(ヒルガオ科)
今も近所でオーシャンブルーが咲いてます。花の直径は10cmくらいでノアサガオより一回り大きいです。 Ipomoea indica (Burm.) Merr.
View Articleスイカズラ(スイカズラ科)
農道を歩いているとスイカズラの実がついていました。別名ニンドウ(忍冬)、キンギンカ。果実は2個ずつ並んでつき黒く熟します。先に萼片が残ります。 Lonicera japonica Thunb.
View Articleスイカズラ(スイカズラ科)
道路わきにスイカズラの実がついていました。果実は球形の液果です。果実の上部には萼片が残ります。下部には葉状の苞がついています。 中には黒い不規則な実が入っていました。 Lonicera japonica Thunb.
View Articleミズスギ(ヒカゲノカズラ科)
湿地でミズスギがでていました。胞子嚢穂がついていました。ミズは水気の多い場所に生育し、姿はスギに似ることによります。 胞子嚢穂は直立枝の側枝に下垂し柄はありません。 Lycopodium cernuum L.cernuum 下垂した
View Articleホクリクイヌワラビ(メシダ科)
路傍でホクリクイヌワラビと教えてもらいました。北陸は発見地が越前ということによります。イヌワラビとウラボシノコギリシダの雑種と推定われます。羽辺がよく切れ込みます。 ソーラスが固まっています。 Anisocampium x saitoanum (Sugim.) M.Kato
View Articleポーポー(バンレイシ科)
畑に続く道に大きな葉のついている木がありました(8月2日)。葉は独特の香りがあります。 秋には黄葉していました。紫色の裸芽がついていました。葉痕は馬蹄形です。維管束痕は5個。ポポーのようです。北アメリカ東部原産。 Asimina triloba (L.) Dunal
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