ジャケツイバラ(マメ科)
道路沿いでジャケツイバラの黄色い花が目立っていました。 花は相称、花弁5、上側の1個がやや小さく、赤い筋があります。雄しべ10、黄色の花弁に赤い葯が可愛いです。 Caesalpinia decapetala (Roth) Alston var. japonica (Siebold et Zucc.) H.OhashiCaesalpinia...
View Articleセンダン(センダン科)
空き地でセンダンの花が咲いていました。集散花序をだし淡紫色の花をたくさんつけます。 花弁5.雄しべ10.紫色の花糸が合着して雄しべ筒を作ります。雄しべ筒の中に雌しべ1があります。花柱は円柱状、柱頭は丸いです。 Melia azedarach L.
View Articleカンサイスノキ(ツツジ科)
川沿いの道でカンサイスノキの花が咲いていました。葉をかむと酸っぱかったです。 緑白色または紅色を帯びた花を下向きにつけます。花冠は鐘形、浅く5裂し、裂片は少し反り返ります。雄しべ10。 Vaccinium smallii A. Gray var. versicolor (Koidz.) T.Yamaz.
View Articleヤブデマリ(レンプクソウ科)
川沿いの道でヤブデマリが咲いていました。枝先に散房花序をだします。 花序の中心部には小さな両性花がつき(写真はまだつぼみです)、そのまわりを白い装飾花がとり囲みます。装飾花は深く5裂し、裂片は1個だけが特に小さいです。 Viburnum plicatum Thunb. var. tomentosum Miq.
View Articleツクバネウツギ(スイカズラ科)
山道でツクバネウツギの花が咲いていました。 花は白色、花冠は漏斗状で、上唇2裂、下唇3裂します。下唇の内側には橙色の網状紋があります。雄しべ4、花柱1。子房は細長く花柄のように見えます。萼は5裂します。 Abelia spathulata Siebold et Zucc. var. spathulata spathulata へら形の
View Articleカミガモシダ(チャセンシダ科)
林道でカミガモシダがでていました。カミガモは産地が京都府上賀茂であることによります。前側の耳片が特に大きくなります。 Asplenium oligophlebium Baker
View Articleヌリトラノオ(チャセンシダ科)
林道沿いのの岩場ににヌリトラノオが生えていました。ヌリは葉柄、葉軸が漆を塗ったように光沢ある黒褐色をしていることによります。葉軸の先にしばしば無性芽ができます。 ソーラス Asplenium normale D.Don
View Articleコミノネズミモチ(モクセイ科)
近所でコミノネズミモチの花が咲いていました。別名シナイボタ。花冠は漏斗形で4裂します。雄しべは花冠から飛び出ます。葯は紫色です。 Ligustrum sinense Lour.
View Articleシシラン(イノモトソウ科)
林道沿いのがけででシシランがでていました(京都府)。シシランは根茎から葉がでている様子が獅子のたてがみに似ているからという説があります。 葉軸は裏面に著しくとびでて表面は一本の溝となります。ソーラスは葉の裏のふちの溝につきます。 Haplopteris flexuosa (Fée) E.H.Crane haplo- 単、一回 flexuosa 波状の
View Articleクジャクサボテン(サボテン科)
散歩道でクジャクサボテンの花が咲いていました。大輪のきれいな花です。茎は扁平です。茎節、葉状茎といいます。 雄しべ多数。長さが長短混ざっています。 Disocactus x hybridus (Géel) Barthlott
View Articleマグワ(クワ科)
河川敷でマグワにたくさん実がついていました。別名カラヤマグワ。黒紫色に熟した実は少し粘りがあり食べれます。 集合果、肥大した花被片に包まれたそう果が集まったものです。残存する花柱は短いです。果実は白~赤色~黒紫色になります。 Morus alba L.
View Articleノビル(ユリ科)
道端にノビルの花が咲いていました。球芽ばかりのものはよく見かけましたが、やっとお花付きのが見れました。 外花被片3、内花被片3、雄しべ6、雌しべ1。花被は白色で薄紫色を帯びます。花とまじり球芽ができます。時には球芽ばかりで花のできないこともあります。球芽は落下して発芽、ときには花茎上にあるうちに発芽することもあります。 Allium macrostemon Bunge
View Articleクサイチゴ(バラ科)
谷道でクサイチゴの実ができていました。おいしいです。 花がつく枝の葉は小葉が一対でます。一年目の茎の葉は大きく小葉が2対あります。 Rubus hirsutus Thunb.
View Articleノハカタカラクサ(ツユクサ科)
道端でノハカタカラクサの花が咲いていました。南アメリカ原産。 花は白色。萼片3、花弁3、雄しべ6、雌しべ1。花糸は白色で毛を密生します。 Tradescantia fluminensis Vell.
View Articleムラサキツユクサ(ツユクサ科)
近所でムラサキツユクサの花が咲いていました(5月22日)。アメリカの東部から中西部に分布。ノハカタカラクサと同じムラサキツユクサ属です。 花色は青紫から淡紅。花糸に紫色の毛が密生し、この毛はノハカタカラクサの花糸の毛と同じように数珠玉状の一列の細胞からなります。 Tradescantia ohiensis Raf.
View Articleコアジサイ(アジサイ科)
渓流沿いでコアジサイの花が咲いていました。装飾花はありません。薄紫色の花が何とも言えずきれいです。花は両性花です。花弁5、雄しべ10、花柱2~4。 Hydrangea hirta (Thunb.) Siebold et Zucc.
View Articleホナガタツナミソウ(シソ科)
山道でホナガタツナミソウがたくさん咲いていました。毛が多いです。 茎の節の間が短く、葉が茎の下部にかたまってつきます。花は長い筒形の部分が基部で曲がって直立し、先は2唇にわかれます。 Scutellaria laeteviolacea Koidz.
View Articleアレチノギク(キク科)
近所の空き地でアレチノギクの綿毛ができていました。このボンボン状の姿が可愛いです。南アメリカ原産。 そういえばお花も可愛いです。 Erigeron bonariensis L.
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