植物園でクリオザサを教えていただきました。基準産地は屋久島栗生(くりお)です。アズマザサ属はササ属とメダケ属の雑種ということです。クリオザサには異名が多いということです。分枝様式は移譲的と外鞘的が混ざっています。稈の分枝に先立ち、もしくは分枝とともに母稈の稈梢が開きだし枝をぴっちり包むように母稈を離れるのを移譲的分枝様式といいます。枝が母稈の稈梢を突き破ってでるのを外鞘的分枝様式といいます。節はふくれます。
外鞘的分枝様式~移譲的分枝様式の中で葉裏、稈梢、葉鞘に毛がないということでクリオザサになります。
Sasaella masamuneana (Makino) Hatus. et Muroi